6月の生き物たち アゲハチョウ、モンシロチョウ、アシナガバチ

いきもの

2025年6月に庭で見かけた生き物たちについて紹介します!

アゲハチョウ

アゲハチョウは北海道から沖縄まで日本全国で見られる蝶で、幼虫はミカン科の葉っぱを食べて大きくなります。

春に成虫になる春アゲハと夏に成虫になる夏アゲハがあり、夏アゲハの方が大きくなる特徴があります。

はっさくの木に卵を産みに来たアゲハチョウ。

新芽の周りを飛んで、卵を産む場所を探しています。

いい場所を見つけると葉っぱにとまり、おしりをつけて卵を産みつけます。

産みたての卵は丸くて黄色です。

卵から生まれてから3回脱皮するまでは、黒と白で鳥の糞に擬態しています。

4回脱皮すると緑になり、さなぎになる準備段階になります。

幼虫は食欲旺盛で、みるみる葉っぱがなくなっていきます!

こちらは、レモンの木にいた幼虫くん。

数日同じところで葉っぱを食べていた幼虫がいなくなったので探していると、なんとレモンの木から降りて地面を歩いていました!

しかも歩きながらうんち!

つぐせる
つぐせる

危うく踏むところだった……

ワンダリングといって、さなぎになる場所を探す行動だそうです。

草陰に入っていきしばらくじっとしたあと、雨が降ってきてからはさらに奥に入っていきました。

敵に見つからないところで、さなぎになってね!

モンシロチョウ

モンシロチョウもアゲハチョウと同じく、日本全国でみられる蝶です。幼虫はアブラナ科の葉っぱを食べて大きくなります。

春型と夏型があり、春型の方が羽の紋が薄いのが特徴です。

こちらは、ブロッコリーの葉っぱに卵を産みつけるモンシロチョウ。

つぐせる
つぐせる

葉っぱはすでに穴だらけ!

産みたての卵は細長くてうすい黄色です。

モンシロチョウの幼虫は、生まれてすぐは黄色をしていて葉っぱを食べるうちに緑色になっていきます。

4回脱皮するとさなぎになります。

アシナガバチ

アシナガバチは日本全国でみられる蜂です。幼虫はチョウやガの幼虫だんご、成虫は花の蜜などを食べます。

野菜につくいもむしを食べてくれるので、益虫とされています。

長い後ろ脚をぶら下げて、ふらふらと飛ぶのが特徴です。

比較的おとなしい蜂なので、こちらから攻撃したり巣を刺激しなければ襲ってくることはあまりありませんが、毒針を持っているので刺されると痛みを伴なって腫れることがあり注意が必要です。

もしも刺されたら、刺された個所を流水で洗い流し、冷やしながら安静にして過ごします。

体調に変化がある場合は、病院を受診した方が安心です。

つぐせる
つぐせる

蜂を見かけたら、刺激しないようにゆっくり下がろう

セグロアシナガバチの狩りの様子です。

自然のサイクルを感じました。

次回は、別のいきものたちを紹介していきます!

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