さつまいもに付く虫たち

さつまいも栽培

2025年4月27日に紅はるか&紅あずま、5月4日に鳴門金時を植えてから、すくすく育っているさつまいもたち。

美味しいさつまいもは、人間以外にとってもおいしいもの。

今回は、畑で見つけたさつまいもの葉っぱやイモを食べてしまう虫たちについて紹介します。

葉っぱを食べる虫たち

イモキバガ(イモコガ)

幼虫が糸で閉じた葉っぱの中に隠れながら、葉っぱの表面を食べます。食べられた部分は膜を張ったように透けて見えます。葉っぱの閉じ方はいろいろです。2枚の葉っぱが合わさっている時もあります。

閉じられた葉っぱの中には幼虫と、まとめられた糞があります。

引っ越した後なのか、幼虫がいないこともあります。

葉っぱが開いた直後はじっとしていましたが、数分経つと動き始めます。

首を左右に振って、糸で葉っぱを閉じていきます。動きは速いです。走るのも速いです。

数分のうちに、葉っぱが閉じられていきました。

小さいうちは、半分白いみたいです。

ハムシ

成虫が葉っぱを食べる。

このオレンジで平らな虫はヨツモンカメノコハムシです。

カメムシかと思ったらハムシの仲間らしい。以前は沖縄より南にいたものが、最近では本州でも見られるようになったのだとか。

カメムシ

幼虫と成虫が、茎などの汁を吸う。

灰色で平ら、背中に黒い模様があるのが、ホオズキカメムシです。

さつまいもやナス科の植物を集団で食べてしまうそう。触るとめっちゃ臭いらしい……。

ナカジロシタバ

幼虫が葉っぱを食べます。

灰色の体にオレンジのラインと、黒の斑点がついていました。

大きくなったら蛾になるみたいです。

他にも、ハスモンヨトウやスズメガの幼虫も葉っぱを食べてしまうそうです。

根っこを食べる虫

幼虫は土の中で植物の根っこを食べるため、イモができてもかじられてしまいます。

にんにくの葉っぱについているセマダラコガネ。触角の先が三又に分かれていて、ちょっとかわいい!

名前はわからなかったけれどさつまいもに付いていた虫たち

水色の卵

ある日さつまいもの葉っぱに水色の卵がついていました。

数日たっても幼虫らしき姿が見えなかったことと、検索しても出てこなかったので、何の卵なのか気になっています!

あおむし

もりもり葉っぱを食べていたあおむしを確保!

モンシロチョウの幼虫に似ているけど、頭がツルツルだし模様もちょっと違う……。

ちなみにこちらは、ブロッコリーに付いていたモンシロチョウの幼虫。

毛が生えているし、模様も違う。

しゃくとりむし

一生懸命、枝になりきっているしゃくとりむし。

たまたま葉っぱに付いていただけなのか、葉っぱを食べるのか……。

以上、さつまいもに付いていた虫たちでした。

葉っぱやイモを食べてしまう虫たちは、さつまいもの害虫として捕殺しています。


おいしいさつまいものため、引き続きさつまいもパトロールをしていきます!

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